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歯周病ってなぁに?
2021.11.30
目次
みなさんこんにちは、東大宮の歯医者「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 東大宮診療所」歯科衛生士の皆月です。
CMなどでよくみかける、‘歯周病‘や‘歯槽膿漏‘の文字。
近年口腔ケアへの関心が高まっているため、目にする機会も多くなってきています。
では実際どういう病気?どんな症状?歯周病って直るの?や、どのように予防したらいいの?等の疑問に答えていきます!
歯周病ってなぁに?
歯周病は歯を失う大きな原因のひとつで、歯そのものが悪くなるのではなく、歯を支えている周りの組織の病気です。歯周炎、歯槽膿漏と呼ばれることもあります。
歯は見えている白い部分(歯冠)だけでなく、実際は歯の根(歯根)があり、歯根は骨(歯槽骨)によって支えられています。その歯槽骨の上に歯ぐき(歯肉)が覆っているような感じです。
歯根と歯肉の間には2~3ミリほどの隙間(歯周ポケット)があるため汚れが溜まりやすいです。
① ⇒ ② ⇒ ③ ⇒ ④
汚れが溜まってしまうと歯ぐきが炎症を起こし(歯肉炎)、さらには歯槽骨をとかし、歯を支えている骨がなくなってしまいます。この状態が歯周病です。
歯周病になったらどんな症状がでるの?
歯肉に炎症が起きると、歯ぐきが赤く腫れあがる、歯磨きの時に血が出る、しみるなどの症状が出ます。
この状態を歯肉炎といいます。
さらに炎症が拡がり骨が溶け出すと、歯がぐらぐらする、噛むと痛い、歯がういたような感じがするなどの症状が出ます。
そのまま放置してしまうと最悪の場合、歯が自然に抜け落ちてしまうこともあります。
歯周病って治るの?
歯周病によって溶けてしまった骨が元に戻ることは、残念ながらありません。
ですが、炎症を起こして腫れあがってしまった歯ぐきは、正しい歯磨きや歯ぐきの中のお掃除をすることで引き締めることができます!
どのように予防したらいいの?
歯周病の原因は歯の周りに汚れが溜まることなので、汚れが溜まらないように毎日の歯磨きや定期的な歯科検診が必要不可欠です。軽度の歯周病だと特に自分では気が付かないので、定期的に歯のプロに診てもらいましょう!
最後に
歯周病の最も怖いところは、自覚症状がなく進行していくことです。
症状が出てきたころにはもう歯を抜かなくてはならない…なんてことも少なくありません。
気づかぬうちに進行してしまう前に、3~6か月ごとの定期検診をおすすめします。
みなさんがきれいな歯で笑っていられるように、共に歯周病を予防しましょう!
何かお口のことで心配事がありましたらお気軽に当院までお問い合わせください!
東大宮の歯医者「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 東大宮診療所」